アフィリエイトでクリック型広告と成果報酬型広告はどういう使い分けをする?

アフィリエイトを始めたら、収益化の方法について考えることになるでしょう。収益化手段の選択は重要です。クリック型広告を使うのか、成果報酬型広告を使うのか、その選択によって大きく収益が変わってきます。
多くのアフィリエイターは成果報酬型広告を利用しています。これは報酬単価が高いためです。
では、クリック型広告は使わない方が良いのでしょうか?そんなことはありません。今回解説していく内容は、クリック型広告と成果報酬型広告の効果的な使い方についてです。
この記事の対象としているのは、
- 収益化方法に悩んでいる人
- 収益化方法が分からない人
- 収益化をどちらにするか困っている人
収益化の方法を理解して、使い分けを上手くできるようにしましょう。
初めに始めてみたいけど不安という気持ちがある人は、始め方から必要になる知識を解説した記事がこちらにあります。よかったら読んでみてください。
主な収益化方法はクリック型広告と成果報酬型広告

多くの人が考える収益化方法として、クリック型広告と成果報酬型広告の2つが挙げられます。どのような収益化方法があるのか、まずはこれらの収益化方法について解説していきます。
クリック型広告
収益化方法として、初心者に最も適しているのがクリック型広告です。Googleアドセンスもこのタイプの広告に該当します。仕組みは、サイトに広告を貼り、訪問者にクリックしてもらうことで収益が発生します。
クリックするだけで収益が得られるため、一見簡単に思えるかもしれませんが、クリック単価は低いため、主な収益源としてはおすすめできません。
成果報酬型広告
成果報酬型広告は、現在の主流となっている収益化方法です。仕組みは、サイトに広告を貼り、その広告経由で商品を購入してもらうと広告費が支払われるというものです。この方法は、商品を購入してもらうことが条件となるため、難しく技術が必要です。
広告に誘導するテクニックやセールスライティングを駆使して、訪問者に購入してもらうことが求められます。
ただし、広告費はクリック型広告よりも高いため、収益の本命は成果報酬型広告にする方が良いでしょう
クリック型広告と成果報酬型広告の使い分け

結論は商品紹介記事やランキング記事に広告を使用することをおすすめします。どうして紹介記事とランキング記事にのみ広告を表示するのか使い分けについて解説しうていきます。
クリック型広告はできるだけ使用しない
クリック型広告は、表示される回数が多ければ多いほどクリックされるチャンスが増えます。しかし、記事の邪魔になって離脱率が高まるのが悩みの種です。
モチベーション維持のために、少ない収益でも目に見える結果が欲しいという人以外には、クリック型広告を入れないことをおすすめします。
アドセンス広告を入れると、離脱率が上がり、回遊率やサイト滞在時間が下がる傾向があります。そのため、クリック型広告はSEO対策の面でも避けた方が良いでしょう。
成果報酬型広告は商品紹介とランキング記事以外にいれてはいけない
成果報酬型広告の主な目的は、商品紹介のリンクとして機能させることです。そのため、商品を紹介していない記事に広告を挿入すると、違和感が生じます。
違和感がある記事には、読者が定着しにくくなります。読者を定着させるためには、解説などの集客を目的とした記事と商品紹介の記事を分けて執筆することが重要です。
解説記事から商品紹介記事に誘導し、広告をクリックしてもらって商品を購入してもらうためには、テクニックが必要です。
Googleアドセンスの審査は厳しくなっている
Googleの広告を入れたいと思っても、申請して許可を得なければ貼ることはできません。その審査は年々厳しくなっており、私がGoogleアドセンスをメインで利用していた頃よりも格段に難しくなっています。
私自身も、PV数が5000を超えるブログで審査に落ちました。
Googleアドセンスに合格するための最低条件には、プライバシーポリシー、問い合わせフォーム、サイト運営者情報、プロフィールなどを見やすく整えていることが含まれます。
私は、サイト型のブログに変更してから審査に通過しました。
こうした面倒なプロセスを踏まなければならない上に、クリック単価も低いため、これだけの労力をかけるなら成果報酬型広告を利用した方が良いかもしれません
成果報酬型広告を軸にサイトを構成する

主に成果報酬型広告をベースに考えることをおすすめします。クリック型広告はできる限り使わない方が良いです。読者目線に立つと、クリック型広告が目に入って邪魔になってしまうからです。
広告をできる限り少なくすることで、サイトが見やすくなり、結果として商品を購入してくれる人も多くなります。
全体のバランスとして、解説記事が9割、商品紹介記事が1割くらいで構成するのが良いでしょう。
商品紹介記事の中でも、1つの商品を紹介する場合は広告を2枚以内に抑えることが重要です。広告が多すぎると読者に嫌われて離脱されてしまうからです。
まとめ
クリック型広告は、極力使わない方が良いです。その理由は次の通りです。
- Googleアドセンスの合格ハードルがあがっているから
- 記事の内容の邪魔になってしまうから
- クリック単価が安いから
特に致命的なのは、記事の邪魔になることで離脱率が上がり、回遊率が下がることでサイト滞在時間が低くなってしまうことです。
では、クリック型広告はどのような時に使えば良いのでしょうか?
- 稼げる実感がモチベーションに繋がる人
- 初心者でまだセールスライティングなどの知識がない人
このような場合を除き、クリック型広告を貼ることはあまりおすすめできません。
成果報酬型広告は、商品紹介記事やランキング記事に貼ることをおすすめします。これらは商品紹介リンクの利用用途に適しており、それ以外の用途では効果が薄いです。
また、成果報酬型広告とクリック型広告を併用することは推奨しません。本来アフィリエイト収入として得られるはずの収益がクリック単価になってしまい、収入が減るためです。
クリック型広告と成果報酬型広告は用途が全く異なるため、目的に応じて使い分けることが重要です。